折りたたみ傘とはいえ、強風のたびに壊れてしまっては役に立ちません。今回は、コンパクトさだけでなく、頑丈さをうりにする折りたたみ傘の中でも、特に風に強い丈夫な折り畳み傘を紹介していきます。
風に強いと言っても、風を受けても曲がらない剛性の強さや、おちょこになっても壊れないしなやかさなど、頑丈さの種類は多様です。とはいえ、台風級の暴風に耐えられる折り畳み傘はそう多くありません。台風シーズンに備え、長く使っていける一生ものの折り畳み傘にしてもらえると幸いです!
風速31メートルに耐えられる世界最強の折り畳み傘「トーツ (totes) A258 TAITAN 60」
さっそくですが、日本で最も耐風性能が高い折りたたみ傘はこのトーツ・タイタンです。
時速112キロ(風速31メートル)でも壊れないのが最大の特徴。ちなみに、風速の目安は20Mでまっすぐ立っていられなくなり、25Mで屋根瓦が飛んでいきます。30Mともなれば、弱い家は倒れ始める世界です。
なので風速31メートルまで耐えられるということは、ほぼ外を出歩ける状態のときは完全にあなたを守ってくれる丈夫な折りたたみ傘であることがお分かりいただけるでしょうか。・・・そんな日に外は出ませんが。
丈夫さの秘訣は、同社の従来品より17%も太くした親骨にあります。しかも素材には軽くて丈夫なアルミニウムを使い、軽さも430グラムを維持しました。ワンタッチで自動開閉する機能も搭載されているので、片手で操作できるのも風の強い日にはありがたいポイントです。
価格は5700円程度。直径は106センチと、折りたたみ傘の中でも大型の部類に入ります。デザインも黒や青、チェックなどおしゃれな9種類がそろっているので、女性にも選びやすいのがうれしいポイントです。
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風を受け流して耐風性能25メートルを実現! 「センズアンブレラ(SENZ Umbrellas)AUTOMATIC」
第二位の耐風性能を持つのは、独特な形状で風を後方へ受け流すセンズアンブレラです。
空気力学によって、風を受け止めるのではなく、受け流すという新しいコンセプトの折りたたみ傘。時速100キロの風(風速25M)では、例によって使う機会は少ないかもしれませんが、普段の雨でも後ろが長い形なのでリュックサックを背負う人でも濡れる心配がなくなるメリットもあります。
重さはワンタッチで自動開閉できる「automatic」が340グラム。価格は7400円程度とやや高めですが、丈夫で長く使い続けられることを考えると、トータルコストはぐっとお安くなりそうです。
そのほか、手動で開閉するタイプや、軽量タイプなど折りたたみだけで4種類がラインナップされていますので、用途に合わせて選ぶことができます。
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耐風20メートルの丈夫さにおしゃれさも加わった 「ブラント (BLUNT) XSメトロ」
丸みを帯びた形が特徴的なブラント。耐風性の秘訣は、その形状にあります。
通常のおりたたみ傘はバネの力が傘の頂上部分に集まりますが、このブラントは特殊な親骨の形状によって、力を親骨先端の周辺部分に集中させることで、布をピンと張って強度を確保しています。
なにより魅力的なのは、そのデザイン性。色も鮮やかなオレンジやイエロー、ミント、ネイビーなど8種類があるので、街中で使っても十分おしゃれな折りたたみ傘です。
価格は7000円程度。ワンタッチで自動開閉する機構を備えているのに370グラムと軽いのも地味にプラス評価です。円筒形のギフトボックスが標準でセットされているので、プレゼントにもおすすめです。
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