折りたたみ傘が活躍するのは、何も雨の日だけではありません。日傘としても長年、その有効性は注目されてはきていますが、今回注目していただきたいのは「雪の日」の折りたたみ傘です。
雪だって、水が凍った物体です。服にかかれば、当然びしょびしょ。雪の日だって、傘は欠かせません。
ただ、雪は積もると重くなるのが特徴でもあります。「わーきれいだなー」とのんきに喜んでいられる程度の雪なら問題ありませんが、「あれ、今日はサッポロ雪まつり?」のような日には、傘が壊れてしまうことも少なくありません。
ということで、今回はそんな大雪にも対応できる丈夫な雪用の折りたたみ傘をご紹介していきたいと思います。
雪対応の折りたたみ傘に求められるのは、なんといっても「親骨の強さ」です。逆にどんな雪が降ってきても耐えられる折りたたみ傘は、かなりの強風にも耐えられるといっても過言ではありません。
では、はりきって、雪に強い折りたたみ傘を見ていきましょう!
軽さを犠牲にしても、強度を追い求めた雪用折りたたみ傘! 「Knirps (クニルプス) Topmatic (トップマチック)」
まずご紹介したいのが、このクニルプスのトップマチックです。
どうして、これが「雪用折りたたみ傘」なのかというと、ポイントはその素材。親骨などにステンレスを使い、最近よく使われるグラスファイバーやアルミなどよりも強度を高めているのが特徴です。
ただ、アルミなどと比べてステンレスが使われないのは、その重さが難点で。このトップマチックはワンタッチで傘が開くタイプではあるものの、525gという重量は、折りたたみ傘全体の中でもやや重めのカテゴリーに入るのが残念な点です。
ただ、ステンレスを使うだけでなく、雪の重みがかかって壊れやすい親骨と受け骨(持ち手のシャフトから斜め上に伸びる骨)のジョイント部分には、削り出しのスチールを使っているので、強度はバツグン。車にたとえれば、風を逃がす流線型のスポーツカーではなく、馬力で押していくぜ!のトラックというイメージでしょうか。よけいに分かりにくいでしょうか。
価格は1万1000円程度。さすがにやや高めではありますが、ステンレスなので錆びにくく、長く使い続けられるという意味で、コストパフォーマンスはそれほど悪くないとも言えます。
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最強の折りたたみ傘は雪にだって強い! 「TOTES(トーツ) タイタン 7550」
こちらのトーツ、タイタンは風速30メートルにも耐えられる丈夫な傘として人気上位の折りたたみ傘。もちろん、強風に強いということは頑丈にできているという意味で、雪の日にもその威力を発揮します。
強さの理由は、親骨の太さ。一目見ただけで、「あれ、硬そう」と思うこと間違いなしです。実際は、一般的な折りたたみ傘より17%ほど太くしただけなのですが、軽さが常に求められる折りたたみ傘にとっては、かなり勇気のある選択なんです。
さらに、持ち手にも工夫が施され、ラバー素材を使った特殊な形状で、雪が積もって重くなった傘でもあまり握力を使わずに支え続けられるというのもうれしいポイントです。
価格は4000円程度。太い親骨で、ワンタッチ式の折りたたみ傘であるにもかかわらず、親骨にアルミを採用することで、重さは490グラムと、一般的な折りたたみ傘の中でも「ちょっと重いかな」という程度に仕上げています。
実用性も高く、プレゼントにもおすすめの丈夫な折りたたみ傘といえそうです。
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掟破りの12本骨で、雪の重みに耐える! 「Wsky 210T高強度グラスファイバー」
雪の重みに耐える折りたたみ傘に求められるのは、もうただ「頑丈かどうか」ということに尽きるとも言えます。
そうなれば、やっぱり傘を支える親骨が重要。そこでおすすめしたいのが、この12本骨の折りたたみ傘です。
「12本骨」というのは、傘の中心から伸びている親骨が「12本ある」という意味。一般的な折りたたみ傘が軽量型で6本、一般サイズで8本という世界ですから、そのズルさがわかりやすいのではないでしょうか。
中でも、この折りたたみ傘は、ワンタッチ開閉式であるとともに、撥水性にすぐれた超高密度テフロンポリエステルを使用し、撥水性もバツグンです。
価格は4500円程度。重さも450gと、まぁまぁ実用的なレベルに押さえられているので、選択肢の一つとしておすすめです!
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