登山やトレッキングなど天気が変わりやすい山での活動では雨具は命に関わる大問題です。当然、ポンチョやレインコートなどの装備は必要ですが、平坦な道では折りたたみ傘があれば視界を確保しやすく楽になるのもプロは知っています。
今回はそんなアウトドアで使える折りたたみ傘を紹介していきたいと思います。キャンプ地などでは折りたたみ傘があることで、いちいちカッパを着るのもめんどくさいので大活躍してくれること間違いなしです。
アウトドア用折りたたみ傘の大本命! 「ユーロシルム(EuroSCHIRM) ES DANTY オートマチック」
アウトドア用折りたたみ傘に求められる性能は数多くありますが、ほぼすべてを網羅しているのがこのユーロシルムのDANTYです。
まず耐久性です。親骨にはグラスファイバーを採用し、木の枝に引っかかっても強風でもしなやかにいなす強靭さを確保。フレームにも軽量で頑丈なアルミニウムを使い、ハードな使用に耐える性能を備えています。
また、ザックの負担を減らす軽量性も、性能の割に330グラムと軽めに抑えています。直径は93センチと、やや小さい印象を受けますが、山道などを歩く際には、大きすぎるとストレスが高まりますのでちょうどいいサイズといえるのではないでしょうか。
さらにケースはザックにぶら下げておくのに便利なカラビナ付き。雨が降ってくると、すぐに取り出せるという点も気配りを感じさせます。
風で傘が飛ばされるのをふせぐために手を通すストラップも付いている本気のアウトドア折りたたみ傘です。
価格は7500円程度。UVカットや遮光性を高めて体力の消耗を抑えるシルバーコーティングモデルも8100円程度で販売されています。
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ハードケース採用の軽量アウトドア用折りたたみ傘「caravan(キャラバン) トラベル レインシェード III」
雨が降らなければ折りたたみ傘って、荷物以外の何ものでもありません。そんなリスクを最低限にするため、軽さを追求した登山用折りたたみ傘が、このトラベルレインシェードです。
165グラムの超軽量は、アルミニウムと強化プラスチックで実現。親骨の本数も6本とやや耐風性には不安がありますが、非常用やキャンプ地での活動用としては十分なスペックといえそうです。
さらに折りたたみ傘を収納するケースにはEVA(熱可塑性合成樹脂)製のハードケースを採用し、ザックの中で親骨が壊れてしまうのも防いでくれます。
ただ、このハードケースだけで57グラムあるというのは、やや疑問ですが、いらなきゃ家に置いていけばいいんです!価格は3800円。とにかく軽いアウトドア用折りたたみ傘がほしい人にはおすすめです。
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アウトドア最強折りたたみ傘 「モンベル(mont-bell) U.Lトレッキングアンブレラ」
機能性を重視するアウトドアメーカー・モンベルのアウトドア用折りたたみ傘です。
軽量傘に多い6本骨を8本に増やして強度を高める一方、アルミニウムをフレームに採用。生地にも強度が高いのに極細のバリスティックナイロンを採用することで極薄にして軽量性を高めた結果、165グラムまで軽くなっています。
さらにグリップはねじ式で取り外せ、逆向きにすることでグリップの長さを伸ばせる便利設計。そんな気遣い、いるか?とも思いますが、長い方が絶対に持ちやすいのは間違いありません。
価格は3500円程度。生地が薄い分、引き裂き強度に不安は残りますが、軽さと使い勝手のよさは折り紙付きです。
ついでに、傘の先端部分に輪っかが付いていて、休憩時に木の枝に引っ掛けたりすることで、即席の屋根を作ることもできます。それだけでもこのトレッキングアンブレラを選ぶ理由にもなりそうです。
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